韓国で11月といえば？ポッキーの日ではなく大学入試‼生徒に渡す応援プレゼントはなに？

こんにちは。韓国人キュレーターちょんあんです。

韓国は毎年、11月3週目の木曜日に大学入試試験があります。
修能（スヌン、수능）ともいいます。

このテストの点数で大学生になれます。
日本のように大学の中でのテストではなく、大学入試試験だけで大学が決まるので、
韓国ではかなり意味がある日です。

聴解テストの時には、飛行機の離陸や着陸もできないほど、
韓国では大きなイベンドでもあります。

そのため、大学入学試験を準備する生徒には、試験前に色々なプレゼンをもらいます。
今回はそのプレゼントと意味について話してみます。

飴の場合は大学入試の生徒であれば、みんなもらってます。
その理由は、飴は歯につくほど、くっつくので「大学にくっつく」という意味です。

80年代の時から今まで、大学入試であれば、飴が当たり前になってます。
他にも甘いのを食べると頭の回転がよくなるという話もあります。

ティッシュをプレゼントと言ったら「え？」と思うかも知りませんが、
これも飴と一緒にもらうことが多いです。ティッシュの意味は、
「문제를 잘 풀다（問題をよく解く）」という意味でもらいます。

韓国語では「 풀다（プルダ）」は問題を解くの意味と鼻をかむという意味、
両方使えます。言葉遊びでもあります（笑）

のりも飴とおなじようにくっつくものなのでもらうこともあります。

餅の意味も飴と同じです。くっつくという意味が大きいです。
飴の次に人気のプレゼントです。
休み時間に食べるとお腹にもたまるので試験の朝にもらうことが多いです。

フォークとテストとなんの関係かと、思いますが、フォークは突き刺すものなので、
「문제를 찍다」問題の答えをよく選ぶという意味で、これも言葉遊びです。
フォークで食べ物を突き刺すように、答えの選びもよく突き刺すという意味でもあります。

韓国の受験は、日本のニュースにも出るほど大きな話題を出しています。
入試地獄というほど、3年間みんな勉強して、大学に入るので
生徒を応援するため、いろいろなものに意味を与えて応援プレゼントをしています。
もし来年試験を受ける高校3年生の知り合いがいればプレゼントしてあげるのも良いと思います^^