過去最悪の日韓関係「好きです韓国」「好きです日本」のハッシュタグで見える本当の両国の姿とは?

現在過去最悪の日韓関係と言われているほど冷え切った状態が続き、韓国旅行・日本旅行に不安を覚える両国の人々。今回はそんな中ツイッターのハッシュタグを通して広がる政治を通さない日韓の人々の思いとは?韓国が好きな日本人、日本が好きな韓国人の本当の思いが、メディアや政治のせいで見えなくなる前に読んでください。

日韓関係が冷え込む中、Twitterのハッシュタグが話題に

毎日のように日本・韓国のニュースやメディアでは日韓関係の悪化が取り沙汰されています。

そのため日本人が韓国旅行を断念したり、同じく韓国人が日本旅行に不安を覚えています。
なぜ旅行に不安を抱えているかと言うと
「現地の人から“日本人”と言う理由で何か怖い目にあわないか。」と言うことです。
もちろん韓国人も同じく自分たちが“ 韓国人”と言う理由で何か怖い目にあうのではと恐れています。

そんな中Twitterであるハッシュタグが広がる

政治による日韓関係の冷え込みが実際の現地ではどうなのか?と不安を抱えている人々の中でも話題になっているものがあります。

それはTwitterで拡散されているハッシュタグ!

日韓のユーザーがお互いの国の好きなところや、旅行した際に道案内などで助けてもらったエピソードを書きこむハッシュタグです。

#좋아요_한국 (チョアヨ ハングク)は日本語に訳すと「好きです_韓国」
#좋아요_일본(チョアヨ イルボン) は日本語に訳すると「好きです_日本」と言う意味です。
(#好きです_日本 という日本語のハッシュタグもあります!)

両国のTwitterユーザーは、日本語や韓国語、英語で思いを綴っています。

2つのハッシュタグに加え #諦めないで_韓日交流というハッシュタグも登場しています。
ハッシュタグの皆さんのつぶやきは
下記のリンクから確認できます!

ハッシュタグを作ったのは、東京都内の高校で国語を教える男性教師

「好きです韓国」のハッシュタグ「#좋아요_한국」を作ったのは、東京都内の高校で国語を教える男性教師、キソカンさん。
仕事の傍ら、SNSを通して韓国語について発信しています。

キソカンさんは、韓国行き航空機の運休など、日韓関係の悪化が民間の交流にまで影響を及ぼしているというニュースを見て「政治家たちの発言が全てではないということを韓国の人たちに分かってほしい」と、7月30日にハッシュタグを作りツイート。
このハッシュタグは韓国のニュースでも取り上げられました。

「ノー・ジャパン」旗、ソウルの区が設置 非難殺到で撤去

via https://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1005384308
日本との貿易摩擦激化により韓国の様々な場所で起こっている「日本の商品を買わない不買運動(ノー・ジャパン)」

その「ノー・ジャパン」を示す反日旗1000枚以上の設置が韓国の首都ソウルの中心部で8月6日に設置を開始。
旗が設置されたのは、人気の高い明洞のショッピング街や、徳寿宮、南大門市場といった日本人が多く集まる観光名所がある中区。

しかしこれには非難が殺到し、数時間後には旗の撤去を余儀なくされました。
反日旗設置に反対するオンライン上の請願書に署名した韓国人は、6日午後までに約2万人に上りました。
「この不買運動は個人レベルで行われるべきもので、政府主導による反日感情の表明であってはならない」「日本人観光客らはわれわれの敵ではない」「韓国を好きで来る日本人がどんな思いをするか」「最も多くの外国人観光客が訪れる場所。それに見合う行動をとるべき」といった声が多く寄せられました。

これを受けて中区は、旗の撤去を発表。ソ・ヤンホ区長はフェイスブック上で謝罪し、「日本国民に不必要な誤解を与えかねないという懸念を謙虚に受け止めます」と記しました。

日韓関係を諦めたくない

SNSの復旧により韓国と日本のリアルな声が届きやすくなったものの、やはり日韓問題の悪化で旅行や両国の関係に不安を覚える人も多いと思います。

そんな中SNSを通して沢山の1人、1人の意見を見る事ができるようになりました。その中には政治は関係ない。実際に自分たちがその場所にいって感じた素直な感想が沢山載っています。

これだけをみると胸が熱くなり、日韓関係は明るい希望も感じる一方、歴史問題や領土問題も大きな課題として残っています。実際に現地で差別や嫌な思いをした人もいる事は事実です。

しかし現在、女子高生の間でKPOPが当たり前に聞かれる、韓国好きと声を出して言う人が増えてきたように、時代は変わっています。

こんな時代だからこそ、諦めないで日韓交流を続けていけば新しい道が見えるのではないかと思います。

韓国情報サイトJOAHもコンセプトの「JOAHで韓国をもっと好きになる」を念頭にこれからも
日本人目線で日本人だからこそ感じる韓国のリアルな情報を配信していきます。

今回の日韓問題に関してもJOAHのインスタで編集長が思いを綴っています。
コメント欄にはユーザーからの意見や思いも載っていますので是非ご覧ください。
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