韓国俳優初のカンヌ最優秀男優！ソンガンホ主演のおすすめ映画7選

是枝監督監修の韓国映画「ベイビー・ブローカー」

カンヌ映画祭で、コンペティション部門にノミネートされた作品として大きく注目を集めている作品！
そして主演のソンガンホはこの作品で韓国俳優初のカンヌ最優秀男優賞を受賞し、世界的に注目を集めています。

●名前：송강호(ソンガンホ)
●生年月日：1967年2月25日
●身長：180cm
●デビュー：1990年演劇「チェ先生」
●所属事務所：SUBLIME
●出演映画層観客数：113,735,192人

主演作の累積観客数1億人を突破したのも韓国俳優初！
現在も1位であり、韓国を代表する映画俳優です！

というわけで早速ソンガンホ主演のおすすめ映画をチェックしてみましょう♡

〜目次〜
①ベイビー・ブローカー
②パラサイト 半地下の家族
③タクシー運転手　約束は海を越えて
④弁護人
⑤グエムル-漢江の怪物-
⑥殺人の追憶
⑦JSA

【公開】2022年
【監督】是枝 裕和
【共演】カンドンウォン、ペドゥナ、IU、イジュヨン
【視聴方法】2022年6月24日〜映画館上映予定

【あらすじ】
クリーニング店を運営しながら、いつも借金に追われているサンヒョン(ソンガンホ)と、赤ちゃんポストで働く保育士出身のドンス(カンドンウォン)

激しい雨が降るある日の夜、
赤ちゃんポストに置かれた一人の赤ちゃんをこっそり連れ出す。

しかし翌日、お母さんのソヨン(IU)が赤ちゃんであるウソンを探しに戻り、ウソンが消えたことを知ったソヨンは警察に通報しようとする。

それに焦ったサンヒョンとドンスは「ウソンをしっかり育ててくれる保護者を探してあげるためだった」という弁明をし、そんな2人にソヨンは便乗して共に養父母探しの旅に出る。

日本の映画監督、是枝裕和が初めて手がけた韓国映画「ベイビー・ブローカー」

第75回カンヌ国際映画祭授賞式でソンガンホは韓国人俳優初の最優秀男優賞を受賞しました！

「赤ちゃんポスト」をきっかけに、捨てられた1つの命が社会という少し大きな箱の中で見つめられて育てられていくストーリーを描いた作品！

韓国では一足先に2022年6月8日から上映が開始し、日本では2022年6月24日から上映が開始する映画です！

【公開】2019年
【監督】ポンジュノ
【共演】イソンギュン、チョヨジョン、チェウシク、パクソダム、チャンヘジン、イジョンウン、パクミョンフン
【視聴方法】Netflix、 dTV、U-NEXT、Amazonプライム

【こんな人におすすめ】社会派映画が好きな人・とにかく名作が見たい人

【あらすじ】
大豪邸で暮らす一家に寄生するチャンスを得た貧しい家族。裕福な夫婦を巧みにだまして使用人として邸宅に入り込み、そこに家族全員の居場所を確保してゆく。

韓国映画初のカンヌ・パルムドール賞を受賞した名作「パラサイト」

普段関わることのない富裕層と貧困層の家族が、知人の紹介で関わっていくことで韓国の格差社会をブラックコメディー調で描いた作品！

ソンガンホの演じるキムギテクは、貧しい家族の主人であり、映画を通して社会に「階級格差」という深刻な問いを投げかけるキャラクターとなっています。

【公開】2017年
【監督】チャンフン
【共演】トーマス・クレッチマン、ユヘジン、リュジュンヨル
【視聴方法】Netflix、 dTV、U-NEXT、Amazonプライム、WATCHA

【こんな人におすすめ】韓国の歴史に興味がある人・心温まる映画が好きな人

【あらすじ】
民主化運動を取材するというドイツ人記者を乗せ、光州を目指すタクシー運転手。それが人生を変える出会いとなるとは知るよしもなく...

1980年の5·18民主化運動(光州事件)を背景にした作品！

光州事件とは、光州で起きた民主化運動を政府が武力で弾圧し、多くの死傷者が出た事件。

当時、韓国国内ではメディアが政府に統制され、光州以外の地域の国民は事件の詳細を知る術がありませんでした。

そんな中、1人のタクシ−運転手がドイツ人記者と出会い、光州で起きていることを世界に報じるという実話をベースに作られた話。

ソンガンホは、民主化運動を取材するというドイツ人記者を乗せ光州に潜入するタクシー運転手のキムマンソプ役を演じています！

【公開】2013年
【監督】ヤンウソク
【共演】キムヨンエ、オダルス、クァクドウォン、イムシワン、イソンミン
【視聴方法】U-NEXT、WATCHA

【こんな人におすすめ】韓国の歴史に興味がある人・社会派映画が好きな人

【あらすじ】
国家にねつ造された冤罪事件にたったひとりで立ち向かった実在の弁護士の奮闘を描く

時代背景は「タクシー運転手」と同じように1980年代であり、当時の民主化運動で逮捕された若者を弁護しながら全斗煥(チョンドゥファン)政権と戦う1人の弁護士のお話。

政治家になる前の盧武鉉(ノムヒョン)元大統領の、「人権派弁護士だった時代」をモチーフに作られた作品で、ソンガンホは主役のソンウソクを演じています。

【公開】2006年
【監督】ポンジュノ
【共演】ピョンヒボン、パクヘイル、ペドゥナ、コアソン
【視聴方法】U-NEXT、WATCHA

【こんな人におすすめ】アクション・パニックホラーが好きな人

【あらすじ】
父親が運営する漢江の売店。
昼寝をしていたカンドゥは、異様な光景を目の当たりにする。
何かしらの生物が漢江の橋の下にぶら下がって動いている。

得体の知れない怪物は陸に降り、人々を踏み潰し無差別に噛み始める。

一瞬にして戦場と化す漢江。
カンドゥも遅れながら娘のヒョンソを連れて逃げようとするが、ヒョンソの手を離してしまう。
たったの1日で家とヒョンソを失ってしまったカンドゥとその家族。
そして彼らは危険区域のどこかにいるヒョンソを探しに出かけるが。。。

韓国の観光地としてよく知られている「漢江」を背景にした映画。

「パラサイト」で知られているポンジュノ監督とソンガンホがタッグを組んだ映画！

もしソウルに怪物が出現したら...と想定して作られたストーリーであり、迫力のあるアクションが多い名作です。
「グエムル」の中でソンガンホは主役であり、ヒョンソの父であるカンドゥを演じています。

（ちなみに漢江に行くと、グエムルに登場する怪物の等身大オブジェクトが飾られています！）

【公開】2003年
【監督】ポンジュノ
【共演】キムサンギョン、ピョンヒボン、パクヘイル
【視聴方法】Hulu、Amazonプライム

【こんな人におすすめ】クライムサスペンス映画が好きな人

【あらすじ】
1986年、ソウル近郊の農村で若い女性の裸死体が発見された。
その後も同じ手口の連続殺人事件が相次いで発生。
現地には特別捜査本部が設置され、地元の刑事トゥマンとソウル市警から派遣されたテユンは、この難事件に挑む。
性格も捜査方法も異なる二人は対立を続け何度も失敗を重ねながら、ついに有力な容疑者を捕らえるのだが...

1986年から1991年にかけて華城という農村地帯で起きた「華城連続殺人事件」をもとに作られた映画。

2019年に犯人が判明するまでは未解決事件として扱われていた事件なため、映画が公開された当時もまだ犯人は見つかっていませんでした。

ポンジュノ監督は舞台挨拶で「犯人はこの映画を観に劇場に来るに違いない」と伝え、大きく話題になった作品！

映画の中でソンガンホは犯人を探す刑事のトゥマン役を演じています。

【公開】2000年
【監督】パクチャヌク
【共演】イビョンホン、イヨンエ、キムテウ、シンハシンハギュン
【視聴方法】U-NEXT、WATCHA

【こんな人におすすめ】アクション映画が好きな人・韓国(北朝鮮)の歴史に興味のある人

【あらすじ】
南北軍事境界線上の共同警備区域で発生した北朝鮮兵射殺事件。
北朝鮮は｢南のテロ説｣を、韓国は｢北の拉致疑惑｣を主張。
中立国監視委員会が調査にあたると、予想外の真実が発覚する。

国際的に活躍する韓国の映画監督パクチャヌク監督の名作！

北朝鮮と韓国の両国の軍隊が向かい合う、38度線上の共同警備区域(JSA)が背景の映画であり、その中でお互いに歩み寄った両国の4人の兵士がメインに描かれています。

南北の溝を実感する内容に、改めて戦争というものを考えさせられる作品になっています。

映画の中でソンガンホは北朝鮮の兵士ギョンピル役を演じています！

いかがでしたか？
今回はソンガンホが主演のおすすめ映画をまとめました！

ソンガンホ主演の作品は社会的メッセージ性の高い作品が多いので、社会派映画が好きな人にとってはおすすめの作品ばかり！

「ベイビー・ブローカー」を見てソンガンホの演技にハマった人はぜひ今回紹介した映画も見てみてくださいね＾＾