鬱漫画「他人は地獄だ」の舞台【考試院(コシウォン）】ってどういう所？

LINEマンガで見れる韓国のWEB漫画「他人は地獄だ（타인은 지옥이다）」

ストーリーは田舎から上京してきた主人公が住む「考試院(コシウォン）」で起こる様々な怪奇現象。
主人公はどんどん人間不信になるものの...これは主人公の妄想？それとも真実？

というストーリー展開の分からないホラーミステリーなのですが…

ただのミステリーやホラーではなくそこにグロさとこの人↓

この漫画の鍵を握る人物が本当に気持ち悪くて←
鬱漫画と言われています。

ドラマ化もされていて、イムシワンが主演、イドンウクが出演しているのでドラマもおすすめ。

そんな「他人は地獄だ」では、主人公が上京してきて住む家に注目！

これは日本には無い独特な家で「考試院(コシウォン）」と言うのですが、下宿や寮とは違うので、少し設定が分かりにくいという方も居ると思います！

なので今回はその「考試院(コシウォン）」についてどういう場所かご紹介します！

漫画では汚くて狭い！と書かれているのは決して漫画だからと言うわけではないんです！

「考試院(コシウォン）」とは、元々は受験生用の勉強部屋兼寝室として使用されていた部屋（家）
シャワーとトイレが共用で下宿のように思いますが、ごはんは出ません！自分で共用のキッチンで料理をすることは可能です。

以前は部屋の狭さや汚さに敬遠されていた宿泊施設ですが、数年前より改築されきれいになっていると言われていますが、大体狭さに関しては漫画に出てくるくらいの小さいベットとなんとか机が置ける大きさです。

最近ではコシテルも増えております。コシテルとは、コシウォン+ホテルのことで
簡単に言えば部屋の中にトイレ、シャワーがついてグレードアップしたものです！

（奥の半透明のものがシャワー＆トイレ）

だいたい日本人留学生はコシウォンではなくコシテルに住んでます！

コシウォンのいいところはやはり家賃の安さ！
韓国ではワンルームに住むためには保証金が必要で、500万ウォン～1000万ウォン必要です。
契約期間は最低で1年から。

ソウルのワンルーム契約だと1000万ウォン(約100万円)の保証金に家賃が55万ウォンくらいが相場。
しかしコシウォンは保証金もなく家賃は平均40万ウォンほど。

※保証金は家を出る時のそのまま返ってきます。

さきほど話したように日本人は部屋にトイレ＋シャワー付が絶対に良い人が多いのでコシテルに住んでます！

しかもそれに加えて日本人が求める部屋の綺麗さや立地を考えると
コシテルとワンルームの家賃は同じくらいになります。50万から60万ウォンくらいです。

コシウォンは自分の部屋以外の共同スペースの掃除は管理人さんがお掃除をしてくれます。

コシウォンだと自分の部屋だけ掃除すれば後は管理人さんが綺麗に保ってくれていてとっても楽！

コシウォンの清潔さは建物自体の綺麗さより管理人さんに左右されます(笑)
私の友達のコシウォンは部屋は写真のように狭いものの、
かなりお洒落な内装で部屋もキッチンもすごくきれいでした。

管理人さんが女性で、そういう気配りがあったのかもしれません。

違う友達のコシウォンは管理人が途中で変わってしまし全然掃除をしなくなったいう…

コシウォンの特徴とも言える部屋の狭さ！
ベットはシングルサイズより小さく下にキャリーバッグを広げれる余裕があれば広い方です。
あとは壁も薄く部屋の中で電話するとかなり迷惑です。

そして極めつけは窓なしTT窓ありの方が家賃がグーンと高くなりますが、
窓と言っても小さい換気用の窓ですTT

これだけ聞くと良いことないと思うかも知れませんが、コシウォンは
外国人に人気！

まずは
★契約期間が1カ月の短期から可能
★部屋の家具は備え付け（ベット、机、等）
★キッチンは自由に使えてご飯、ラーメンは無料

こんな利点があります。正直狭いですが、留学生で家にこもっている人はほとんどいなく寝に帰るだけなら問題なし！
あとはご飯、ラーメンは無料で置いてある場所がほとんどなので食費は結構抑えられる事。
短期留学、1年間だけの留学なら圧倒的にコシウォンが人気です！

外国人の住居者の増加しているため、日本語が出来る大家さんも多く韓国語が全くできない人でも大丈夫。

マイナスなイメージが韓国では強いコシウォン、コシテルですが、
留学生には条件としては良いコシウォン！
短期留学にはコシウォンがおすすめです！

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