兵役行っても終わりじゃない！除隊した後でも再訓練を受ける「予備軍」があるんです！

韓国男子の義務と言えば皆さんもご存知の通り「兵役」ですよね。

一般人、芸能人関係なくすべての韓国男性には、
一定期間(現在は約2年間前後)軍隊に所属し国防の義務を務める「兵役」義務があります。

好きな芸能人が兵役へ旅だったら、今か今かと毎日首を長くして待ち続けて
「除隊するまで◯◯日」などといった画像もよく見かけます。

また、好きな人(または恋人)が兵役に行けば
いつもそばた身近な恋愛が長距離恋愛に変わるわけですから、
悲しく辛い気持ちもありながらも待ち続ける韓国女子も見かけると思います・・TT

2年間を終えて第1の「除隊」というとりあえずのカタチで終えますが、
実はまだ正確には終わっていないんです！

というのも兵役の次は今度は「予備軍」と呼ばれるものがあります。

予備軍というのは、
除隊後の８年間、年に数回(地域に２～3泊して)再訓練を受けるといったもの。

※訓練の期間は除隊後の年数によって異なりますが、
例えば「20歳～21歳」に除隊を終えたのなら、「25～26歳」で予備軍を受けます。

また、全員が「◯月から」という一斉に行く訳でなく、
7月から予備軍に行く人もいれば、10月や11月に予備軍に行く人も様々。

予備軍になる年になると、まずは自宅にこういった「予備軍通知」がやって来ます。

韓国男子にとって、これは「悪魔の通知」または「地獄の手紙」とも呼ばれているそうです＞＜

内容としては
「◯月◯日～◯月◯日」に予備軍を行いますという期間が記されており、
場所も「◯◯」詳細が書かれてあります。

※また予備軍では髪色・短髪など問わず、
たまに金髪姿の予備軍生も見かけるそうです。

この通知書を無視などすれば
「1時間につき　なんと12,500ウォンの罰金刑になるそうです。

※病気や足のケガ、正当な理由があった場合は
延期することは可能だそうですが、それでも予備軍を逃れることは決してできません！
やはり、「国防の義務」なので強制参加しなければならないのです。

さて、
予備軍の再訓練の通知が来れば、今度は入所日の天気を確認。

雨が降ったり台風が近づいたりすると、室内の訓練になってしまうので
必ず天気予報は要チェック！

そして、入所当日。

通知書で指定された場所へ向かうのですが、
「軍所」は都会から結構離れた地域にある所が多い為、そこに向かうのも一苦労。

※ただし、交通費・食事代は支給されます。

戦闘や射撃訓練など、兵役時代に受けた厳しい「再訓練」の開始！

久しぶりな感じもしますが、
体って結構覚えてたりするので感覚を取り戻せばみんな結構あとは真剣に訓練を受けるそうですっ

※ちなみに・・・
韓国男子では射撃訓練もあってか「射撃ゲーム」がかなり上手い人が多いです(笑)

厳しい予備軍の訓練が終われば
後は一緒に頑張って過ごした仲間と写真を撮ったりする人もいれば、

久々の友達との再開に
「記念ショット」を撮る予備軍生が多いですっ

知らない人と会って共に頑張ったのも新鮮ですが、
兵役時代の仲間に久々に会えるのはすごく嬉しいことなんだそう＞＜

なんか素敵ですね♥

いかがでしたか？

韓国では韓国の男性に生まれた以上、務めなければならない「義務兵役」。
なお、予備軍が終わればそれから40歳までに再び行う「民防衛」を行かなければなりません。

自衛隊が少ない今、このようにして1人でも多く戦力となる自国を守るための
あくまで訓練として「兵役」が行われているんだそうです。
「何年、何十年という年を老いてもそのことだけは忘れるな」ということで、
20代の兵役を終えても、再訓練を受ける制度になっています。

日本にはこのよう徴兵制がないですが、国のためにこのように頑張る姿は純粋にカッコいいなと思います。

ですが・・・当の韓国男子達本人はというと、
「これはもう仕方がないこと」「国を守る為には男としてしなければならない」と
開き直っている様子。。
通知が来るたびにおびえたり恐怖を抱く韓国男子もいるようですが、
兵役を終えた韓国男子たちはどこか輝いているように見えますっ

頑張ってほしいですねTT