留学やワーホリ準備生必見!韓国のお部屋探し事情!

留学やワーホリを準備している方は、「家事情」について気になる人も多いはず!今回は韓国生活をする前に知っておきたい「家の種類」「家賃」「家の探し方」などをご紹介していきます!※2022年8月8日更新

留学やワーホリ準備生必見!韓国の部屋探し事情

via riri 撮影
留学やワーホリを準備している方は、
「家事情」について気になる人も多いはず!

留学資金を集めるときに、一番大きな項目が
まさに家の「保証金」と「家賃」ですよね!

今回は韓国生活をする前に知っておきたい
「家の種類」「家賃」「家の探し方」などを
まとめてご紹介していきます!

留学やワーホリに行く前に必見!
〜目次〜
【韓国の家の種類】
◆ワンルーム
◆オフィステル
◆寮
◆コシウォン
◆半地下
◆屋根裏部屋
◆シェアハウス

【保証金の仕組み】
◆「월세(ウォルセ)」と「전세(チョンセ)」
◆部屋の契約期間

【家の探し方&契約の流れ】
◆アプリで探す場合
◆動産の訪問の仕方

【ここが日本と違う!】
◆居住者不在中に内見がある
◆家の掃除は入居した人がする
◆入居日に家の点検をする
◆大家さんに決められた期日までに送金する
◆確定日時申告と、賃貸借契約申告をする
↓ワーホリのお金面に関してはこちらの記事をチェック↓

韓国の家の種類

ワンルーム

via https://www.newsworks.co.kr/news/articleView.html?idxno=451184
ワーキングホリデーや留学で韓国で一人暮らしするときに多いのが「ワンルーム」

◆保証金:50万〜200万円
◆家賃:3万円〜7万円

保証金をさらに出して家賃を安くしたり、
家賃をさらに出して保証金を安くしたり、
大家さんと相談することができる家も多いです。
【ワンルームの特徴】
・住宅街にある
・家賃や管理費がオフィステルより安い
・家具は大家さんによってフルセットだったり、なかったりする
・セキュリティーがオフィステルより甘い
・部屋の綺麗さはピンキリ

【ワンルームのメリット】
・一人暮らしに最適
・不便がない
・比較的安い

【ワンルームのデメリット】
・セキュリティー面が不安(防犯カメラがないところもある)
・築何年かによって綺麗さが違う

オフィステル

via https://m.post.naver.com/viewer/postView.nhn?volumeNo=9032711&memberNo=403647&vType=VERTICAL
金銭的に余裕がある人は「ワンルーム」より「オフィステル」がおすすめ!

◆保証金:50万〜200万円
◆家賃:3万円〜7万円

同じ部屋のサイズのワンルームに比べて管理費が若干高いですが、
清潔感がありフルオプションのところが多いです。

外観もビルのようになっていて
セキュリティー面も安心できるところが多いです。
【オフィステルの特徴】
・繁華街にある
・家賃や管理費がワンルームより高い
・家具は大抵フルセット
・セキュリティー面が徹底している
・綺麗めなところが多い

【オフィステルのメリット】
・一人暮らしに最適
・不便がない
・周辺に飲食店やコンビニが多い

【オフィステルのデメリット】
・ワンルームに比べて高い

via https://m.blog.naver.com/PostView.naver?isHttpsRedirect=true&blogId=mj_1024&logNo=110159566040
学校が運営しているため、自分で家の契約をする必要がなく、保証金もありません。

◆家賃:5〜7万円(部屋の形態にもよる)

ただ半年の契約が多いため、半年だけ住んでから自分で部屋を新しく探す人も多いです。

半年の留学の場合は、学校から近い・友達作り・難しい契約がない・保証金がないという面からベストな選択だと思います。
【寮の特徴】
・大学の運営する宿舎
・セキュリティー面が徹底している
・一人部屋もしくは二人部屋

【寮のメリット】
・大学から近い
・不動産に行って契約する必要がない
・食堂やランドリーが付属のところが多い
・友達が作りやすい
・保証金がない

【寮のデメリット】
・門限があるところもある
・キッチンやバスルームなど共同
・知らない人と同じ部屋を使うことがある
・一括払いが多い
・半年以上は住めないところもある

コシウォン

via https://m.blog.naver.com/yurego/222156175538
韓国人の間では地獄同様と言われる「コシウォン」

◆入室料:2万〜4万

別途で保証金や管理費、光熱費を払う必要はなく、
月に決められた入室料だけ払えば入居することができます。

元々は韓国の学生が勉強に集中するために
作られた部屋であるため、非常に狭いです。

周りの生活音や、住人の性格によっても住みやすさが
異なるので精神的にストレスを受けやすいです。
【コシウォンの特徴】
・大学の運営する宿舎
・セキュリティー面が徹底している
・一人部屋もしくは二人部屋

【コシウォンのメリット】
・保証金や管理費がない
・圧倒的にどの手段よりも安い
・身体に害を及ぼすことがない
・家具等完備
・期間に縛りがない

【コシウォンのデメリット】
・かなり狭い
・共同生活(男女一緒のところもある)
・部屋に窓がないこともある
・防音がされていない

半地下

via https://www.mk.co.kr/news/culture/view/2019/06/379845/
名前の通り半分地下にある部屋を「半地下」と言います。

映画「パラサイト」を見た人は分かるように、
一般的に、薄暗い・貧しい・汚いというイメージが強いです。

換気ができないためカビが生え、カビ臭い部屋が多く、
虫も入りやすいです。

その分ワンルームよりも安いです。

管理が徹底されていて綺麗なところは、大きく問題はありません。
【半地下の特徴】
・半分地下にあるため、窓から見える景色が外のアスファルトの位置
・ワンルームや2DKなど色々な形態がある
・保証金や家賃がワンルームに比べて圧倒的に安い
・換気がしにくいのでカビやすい

【半地下のメリット】
・安く広めのところに住める

【半地下のデメリット】
・カビの管理が大変
・雨の日は窓を開けられない
・外でタバコを吸われると一瞬で部屋に匂いが充満する
・太陽光があまり入ってこない、湿度が高い、カビが出来やすいという理由から新たなアレルギーができる可能性がある

屋根裏部屋

via https://m.blog.naver.com/PostView.naver?isHttpsRedirect=true&blogId=yourloft&logNo=130130035236
「옥탑방(オクタパン)」と呼ばれる韓国の屋上の部屋。

ワンルームやオフィステルに比べて安く、
韓国ドラマに出てくる貧乏な学生がよく
住んでいる部屋ということで憧れる人も多いです。

しかし、屋上にぽつんと部屋があるため、
夏には日光が集中して暑く、冬はかなり寒いです。

特に韓国の冬は日本よりも寒いので、シャワーをするのに
一苦労します。

屋上のスペースを自由に使えるのはメリットです。
【屋根裏部屋の特徴】
・ワンルームなどの建物の屋上にある
・保証金や家賃がワンルームに比べて圧倒的に安い

【屋根裏部屋のメリット】
・屋上のスペースが自由に使える
・洗濯物などを外に干しやすい
・比較的安い

【屋根裏部屋のデメリット】
・冬は異常に寒く、夏は異常に暑い
・水圧の問題でシャワーなどの水が出にくいことがある

シェアハウス

1ヶ月から契約することができ、初期費用もかなり安いシェアハウス。

◆保証金:なし〜家賃2.3ヶ月分
◆家賃:5万円前後

共同生活にストレスを感じない人は、
安い値段で健康的に生活できるベストな環境です。

一緒に住んでいる人に助けを求めたり、
友達になって一緒に出かけたりすることもできるので
韓国に知り合いがいない人は安心できる環境です。
【屋根裏部屋の特徴】
・複数人で一緒に一つの家に住む
・個人部屋がある
・キッチンやバスルームなど共用
・リビングのある広い家に住むことができる

【屋根裏部屋のメリット】
・緊急時に安心
・友達ができる
・比較的安い

【屋根裏部屋のデメリット】
・共同生活
・住居人によって環境が変わる

保証金の仕組み

「월세(ウォルセ)」と「전세(チョンセ)」

via https://www.hankyung.com/realestate/article/2020092764821
韓国では「월세(ウォルセ)」と「전세(チョンセ)」という家の仕組みがあります。

●「월세(ウォルセ)」
→保証金を大家さんに預け、毎月決められた家賃を支払う。

●「전세(チョンセ)」
→保証金を大家さんに預け、毎月の家賃はなし。

ワンルームの場合、
「월세(ウォルセ)」の保証金:50万円〜200万円
「전세(チョンセ)」の保証金:数百万〜一千万円程

「월세(ウォルセ)」と「전세(チョンセ)」ではかなり初期費用に差があります。
大抵の留学生(語学留学)やワーホリの人場合は「월세(ウォルセ)」が多いです。
上で紹介した部屋では
・ワンルーム
・オフィステル
・半地下
・屋根裏部屋
を契約する時には保証金が必要です

部屋の契約期間

【半年の場合】
・寮
・ワンルーム(大家さんと相談必須)
・コシウォン
・シェアハウス

【1年〜の場合】
・ワンルーム
・オフィステル
・半地下
・屋根裏部屋
・シェアハウス

がおすすめ!
自分の経済的な余裕に合わせて
部屋を選ぶことをおすすめします!

家の探し方&契約の流れ

アプリで探す場合

via https://namu.wiki/w/직방
韓国では「직방(チッパン)」が有名なアプリです。

簡単に家賃相場を調べる時や、実際に物件を探す時に使える手順をご紹介します!

(他にも、「다방」ダバンなど、アプリはいくつかあります!)

❶条件を絞る

●원룸:ワンルーム
●오피스텔:オフィステル
 →自分の探したい条件で見る

●지도로 방 찾기:地図から部屋探し
●지하철역으로 방 찾기:地下鉄の駅名から部屋探し

❷フィルターでさらに絞る

●필터:フィルター
  →「월세(ウォルセ)」と「전세(チョンセ)」を選んで絞る
 ▶︎보증금:保証金 例)300万円のときは3,000で設定
 ▶︎월세:月々の家賃 例)3万円の時は30

 ▶︎구조:構造
  →오픈형(一般的なワンルーム)
  →분리형(部屋とキッチンやシャワー室、洗濯機室が分離している)
  →복층형(ロフト付き)

 ▶︎층 수 옵션:階層オプション
  →지상층:地上
  →반지하,옥탑:半地下、屋根裏部屋

❸値段を見る

●월세 500/30
「월세(ウォルセ)」で保証金が約50万円に家賃が30万円

↓気になる物件を開く

●면적:面積
●관리비:管理費(家賃とは別で発生する毎月払うお金)
●구조:構造

他にも確認する項目
●엘리베이터:エレベーター
  →있음(あり) 없음(なし)
●관리비:管理費
●입주가능일:入居可能日
●층/건물층수:出されている部屋の階数/全体の階数

●옵션정보:オプション情報
●관리비 포함 항목:管理費に含まれる項目(別途で払う必要なし)
  →大抵の家はインターネット代と水道代(ガスが含まれる場合や全て別途のところもあります)
気に入った物件があれば찜(お気に入り)に入れたり、문의하기(問い合わせ)に電話番号を入れておくと、仲介社から電話がかかってきます。

문의사항(問い合わせ内容)から、「외국인 입주가 가능한가요?(外国人の入居も可能ですか?)」と聞いておくと◎

不動産の訪問の仕方

via https://cm.asiae.co.kr/article/2014110813565597739
アプリで大まかに検索して置いて、気になった物件のある地域の공인중개사사무소(不動産屋)に訪問するとアプリ上にはない、条件に合った家も一緒に考えてくれます!
(逆に、アプリ上にある物件でも実際には契約済などの場合もあるので、
候補はいくつか見ておくことが大事です!)

そのまま訪問してもいいですが、長時間待つこともあるので、前もって電話で確認するとスムーズに進むのでおすすめです!

ただ外国人となると、大家さんとの相談が必要だったり、保証人が必要だったりもあるので、最初から外国人専用の不動産屋に訪問するのも一つの手です!

ソウルの中には日本語対応ができる外国人専用の不動産屋もあるのでおすすめです!
↓家を契約するときの注意点はここから↓

ここが日本と違う!

居住者不在中に内見がある

via https://www.popup-view.com/news/articleView.html?idxno=2420
韓国では、居住者がまだ生活をしている段階で次の人が家を見にきたりします。

前もって大家さんが連絡を入れますが、自分が内見する側でもされる側でも住んでいる状態の部屋を内見することになると知っておくと◎

家の掃除は入居した人がする

via https://realog.net/1552
日本では家を出る前に掃除をした上で、不動産会社がチェックをしますが、韓国では新しく入った人が掃除をします!

そのため入ったばかりの時は排水溝の匂いが気になったり、髪の毛が落ちていたりもしますが、自分で掃除グッズを揃えて掃除をする必要があります!

こんなの聞いてない!と思うかもしれませんが、ワンルームではよくあることです。

入居日に家の点検をする

via https://m.ggumim.co.kr/star/view/1514
韓国では、家に入る前に冷蔵庫や窓が壊れていてもちゃんとチェックがされていないことも。

後で請求されないためにも、何か困ることや汚れ、破損があれば写真を撮っておくか、その場で大家さんに伝えるのが◎

入居した時に家全体を確認するようにしましょう!

大家さんに決められた期日までに送金する

ワンルームの場合は、決められた日に大家さんに家賃を送ります。

韓国では이체(オンライン送金)で家賃を振り込んで、カトクやSMSなどで大家さんにお知らせすることが多いですが、銀行で毎月自動で送金するシステムにも変えることができます。

日本のように口座引き落としを申請する必要もありません。

確定日時申告と、賃貸借契約申告をする

高額な「保証金」という制度がある韓国では、
万が一、何かあった際でも預けた保証金の一定額を
他の権利者よりも優先して返してもらえる権利を得るために、
「確定日時申告(확정일자)」と
「賃貸借契約申告(전월세임대차계약신고)」をする必要があります!

これは、契約した家の住民センターに行って、
「확정일자랑 전월세임대차계약신고를 하러왔습니다
(ファkジョンイrチャラン ジョンウォルセ イmデチャケヤkシンゴル ハロワッスムニダ)」
と伝えて、パスポートと家の契約書を持っていけばOKです!

家の契約が難しかったらエージェントもあり!

via riri 撮影
書類の準備の手伝いから、契約の付き添いなどをしてくれるエージェントもあります!

「外国人登録証」や「銀行口座の開設」などの入国してからの生活面を全てサポートしてくれるところもあれば、家の契約だけ手伝ってくれるエージェントや、外国人向け不動産屋もあります!

家の契約はとくに慎重に行うべき部分なので、難しいなと思った方は手数料を払ってでもエージェントを通すことをおすすめします!

ある程度の韓国語ができる方や、韓国に知り合いがいる方は自分で家の契約をしてみるのもありかもしれませんね^^

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