韓国の地下鉄の椅子は何故ステンレス？韓国旅行で見た不思議な光景の疑問に答えます！

韓国旅行に地下鉄で移動する人が多いと思います！

その時に日本とちがうな～と感じる以外にも見た事もない光景に遭遇して衝撃を受けた経験のある方も多いと思います！

今回は私の体験談もくわえながら韓国旅行中に地下鉄で良く見かける「ある疑問」に答えていきたいと思います！

初めての韓国旅行で不思議に思う人が多いと言われているのが「地下鉄の椅子」についてです！

韓国の地下鉄と言えば椅子がステンレス！！

座るととにかく滑るし、お尻が痛い！そして何より冷たい＞＜
日本の様にクッションのあるものにしたら良いのにと思う人もいると思いますが

実は【あえて】このステンレスになっているんです。

韓国では実は昔は日本と同様のクッションがある椅子でした。

しかし2003年に大邱の車内で、自殺志願者の男性が飲料用ペットボトルの中からガソリンを振り撒いて放火し火災が発生、死者192名、重軽傷者148名が出てしまうとても悲しい事件がありました。

その教訓から、ステンレスやプラスチックといった燃えにくい素材をその後に製造された列車に採用し今に至ります。

韓国では知っている人も多い理由なんですが、日本ではあまり知られていないですよね＞＜

韓国旅行中に何度も列車を利用していると見かける時に不思議な光景が、
地下鉄の駅ホームではなく、列車内で物販をしている人！

日本ではありえない光景なのでびっくりすると思います！
この行為は公式に鉄道会社がやっているわけではなくて、個人なので違法になります！

ここ最近特にその取り締まりが厳しくなり激減しています。
あとは現地の韓国人曰く、たまに電化製品などを売っているのは、数回使えばすぐ壊れるようになってたりかなり粗悪品だったりするみたいで韓国人も絶対買わないといっていました。

靴下とか、タイツなどは買うおばちゃんは私は見かけたことがありますが(笑)

ただ違法行為なので買うのはやめましょう！

最後は少し触れにくい内容ではありますがお話します。

路上や街中ではなく、列車内にて、紙を配って何かを話をしている人です。

内容としては、手紙には、
・自分がいまおかれている状況
・お金が必要（支援を求める）

教会の宣伝、聖書の一部や市民団体の主張もあります。
もしくは障害があり生活が非常に苦しいといった内容になります。

この紙は座っている人だけに配られて、最後は紙を回収にくるのでカバンにしまわずに渡された状態で持っておきましょう。

そして募金についてですが、列車で行われているモノ売り同様に禁止されている行為です。基本的にはお金を渡す必要はありません。

私も実際に良くこの光景に列車内で遭遇します。

目の不自由な方や、幼少期に両親が病気で亡くなり生活が苦しいという内容です。初めはかなり衝撃を受けました。しかし実際に本当の人もいますが、それを商売にしている人が中にはいてそれが韓国では大きな問題になっています。

実際に私も同じ内容の紙（両親が亡くなって生活できない、字も同じ）で人が全然違うときがありました。
そして足の不自由な人のふりをして転んで周りの同情を買う人もいます。
毎回同じパターンで同じように転ぶので何度も遭遇しているとそれが嘘なことが悲しいですがわかります。

もちろん全員が嘘をついているわけではありませんが、日本人としては旅行中にささいなトラブルに巻き込まれても怖いのでそっと見守りましょう。

今回は地下鉄内をメインに日本とは違う光景の疑問についてご紹介しました。
ガイドブックには載っていない情報、ネットでもあまり詳しくは出回ってないリアルな話だったと思うので、少しは役に立つかと思います。

知っているのと知らないとでは韓国旅行中の景色も変わると思います。
最近では韓国と日本はそんなに変わらないから大丈夫！という声も聞きますがあくま外国で韓国にいればいるほど日本とはまったく違う国なのを痛感します。
なので海外という意識と危機感を持って気をつけながらも楽しい韓国旅行を過ごしてください。