韓国の保育園「オリニチプ」ってどんな所?日本と違う点は?【体験談あり】

日本でも子供を保育園に預けて共働きというおうち多いですよね!では韓国はどうなのか?待機児童はどうなのか?韓国の保育園「オリニチプ」に息子を預けるキュレーターの体験をご紹介します◎住まなければ知る事もないリアルな生活情報をチェックです!

働く家庭の味方保育園!

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韓国でも最近は共働きが増え、子供を保育園にいれる家庭も増えました◎家計を支えるためはもちろん、キャリアを守るためにも強い味方ですよね!

有難い保育園も、待機児童や保育士不足などいろいろな問題も。

韓国の保育園事情はどうなんでしょうか?実際に保育園に息子を預け始めたキュレーターがご紹介します!

内容は一個人の体験談、周りの友達の話をもとにしています。韓国すべてがこうではなく、住んでる場所や保育園によって制度も違うと思います◎体験談の一つとしてご覧ください♡

韓国の保育園「オリニチプ」

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韓国の保育園は「オリニチプ(어린이집)」といい、直訳すると子供の家です!

日本と同じように国立と民間のオリニチプがあります◎

待機児童は?

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韓国も入りたいと言ってすぐ入れる訳じゃなく待機はしなければいけません。

ソウルの我が家の場合、韓国の学期始まりの3月から通わす予定で、申請を夏に出し12月に順番が回ってきました!

近くの気になるオリニチプ3箇所に待機申請を出すことができて、順番が回って来たオリニチプから連絡が来るシステムでした。

前もって申請して順番を待つ必要はありますが、日本のようにどこの保育園にも入れなかったという話は周りでは聞きません!それくらい民間であってもオリニチプは町のいたるところにあり、数も多い気がします◎

費用は?

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うちの住んでいる地域の場合、国から出ている児童手当が1ヶ月30万ウォン。

オリニチプに通う場合は保育料を負担してくれる代わりに児童手当がなくなります。

保育料、給食費は国負担となりますが、園で特別な外注のカリキュラムを取り入れていたりして保育料に追加が出る場合も!園によって変わりますが10万ウォン前後の追加があるかもしれません!

外注のカリキュラムって?

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韓国のオリニチプは保育園というより幼稚園というイメージが強い園が多いです!英語、美術、幼児期に必要な教育(色や形覚えなど)、生活安全教育、ダンスなどの体育分野などいろいろなカリキュラムが組まれています。

教材費がかかったり、外注の先生が来たりするのでその分授業料がかかります。一応追加授業として申し込み制になっていますが、部屋で我が子だけカリキュラムを受けないとなると少しかわいそうですし、だいたいの子が申し込んで参加するようです。

幼児期に推奨される基本の教育のみする園や、カリキュラムを多めに取り組む園など、園によって力を入れる教育は変わってきます!

園での様子はアプリで確認

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日本でも使用されているのかもしれませんが、韓国のオリニチプでは園での様子を先生が専用アプリを使って共有してくれます!オリニチプの先生をしている友達のスマホには、園児たちの写真がびっしり!

やる事が多い先生の仕事を増やすのは申し訳ないですが、親としては園でどのように遊んでいるのか、ご飯は食べているのか、お昼寝はしているのか、画像で見れるのは安心もでき嬉しいです^^

韓国もオリニチプでの虐待事件は少なからずあるので、信頼を築く手段でもあると思います◎

日本のイメージと違うなと感じる所

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日本だと共働きの家庭が利用でき、仕事をしている証明や収入を園に届けなければいけませんよね。費用も収入で計算されたり。

韓国でも共働きの証明を求められる園ももちろんありますが、特に必要ない園も多いです!

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オリニチプの教育カリキュラムが充実しているのを見ても、韓国人の感覚的にオリニチプは子供が社会性を学ぶところ!1歳くらいになると友達と遊んだり団体で過ごす事に慣れさせようと通わす家庭も多いです◎

韓国は0歳児の時から知育を始める家庭が多いです。絵本もたくさんあるお家をよく見ます!家庭用の知育教材セットもたくさん売られていて、小さいうちから勉強の基盤を作る意識が強いと思います!

そしてそんな教育を専門家から受けたいとオリニチプに送る家庭も多いんです。

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我が家も日本人嫁の感覚で、外に働きに出ておらず、家で子供が見れる環境なのにわざわざ保育園に預けるのは気が引けました。

産まれた時は、こんな現状を知らず預ける気もなかったのですが、たくさんの人に「オリニチプはいつから?」「なぜ送らないの?」という声をたくさん聞き、友達を作る為にもと預ける事にしました!

韓国は共働き家庭は少ないの?

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両親どちらかが働いていなくても預けられるといっても、もちろん共働きの家庭も多いです!

経済的に二人とも働く場合、専業主婦(夫)でずっと家にいるのが疲れるので外で働きたい場合、とそれぞれです◎
不動産バブルで家の価値に差が出る韓国では、共働き家庭の多さは地域ではっきりわかれたりもするようです。
問題の職探しは日本のように簡単ではありません。特に時短勤務となると受け入れてもらえないところも><

最近は国が少子化対策にも力を入れていて、出産費用の負担を軽くしたり手当を強めたり、年々制度はよくなってきています。女の人が出産後も社会に戻れるよう、職探しのサポートもできて来ているようです!

韓国の保育園事情いかがでしたか?

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日本とは根っからのイメージが違う韓国の保育園。待機児童の問題がないからこその特徴ですが、早くから社会性が学べる子供にも、一日中一人で子育てをするお母さん、お父さんにもいいなと感じます!

もちろん韓国でもまだ小さいのに親と離すなんて!という意見もあります◎「こうするのが当たり前」という事はないので、これから韓国で子育て予定の方はそれぞれの家庭の事情に合わせるといいと思います^^

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