【韓国で出産】日韓でどんな差がある?!気になるマタニティライフ!!

韓国で出産したキュレーターのリアル体験レポ!!まずは『妊婦生活編』です^^出産なんてどこの国も一緒だろうと思っていた私が目の当たりにした日韓の違いをご紹介します♡現在韓国で妊婦の方・その予定がある方、どんな違いがあるか気になる方はぜひ読んでみてください♡

はじめに韓国での出産を決めた理由

via https://weheartit.com/entry/330020013
言葉も完璧に通じず親族もいない国で出産を決めるなんて相当な覚悟なんじゃない?

とよく言われましたが実際そうでもなかったです^^;


まず一番の決め手となったのは私が大の面倒くさがりという事(笑)
日本で出産となると時期を合わせて里帰りしないといけないのと、日本での保健の手続きや住民票の手続き、産む病院の手続きなども別でしないといけないし産んだ後新生児を連れて飛行機に乗るのも緊張する。と考えると面倒くさい><!

後は旦那さんも待望の第一子です。日本で産む事になると仕事もあるので長期で休めない。予定日に合わせて日本に来たとしてもずれて産まれたりしたら出産に立ち会えないかも!私は「2人で」出産に挑みたかったので里帰り出産は悩むまでもなくするつもりはありませんでした!!

韓国ではじめる妊婦生活!!

via https://weheartit.com/entry/330700956?context_query=baby+room&context_type=search
結婚が決まりビザを取る為に両国で婚姻届を出した後妊娠が発覚しました!そのまま日本の産婦人科へ通院し、安定期に入ってから韓国で通院しました。

韓国での通院で日本と違うであろう事をいくつかご紹介します^^

①母子手帳

【日本】保健所に行って母子手帳を発行してもらいます!デザインは市や区によって変わるようでかわいいものが多いですね^^内容も検診内容を記入するところから出産後の子供の記録まで書き込むところがあり出産後も手放せません!!


【韓国】産婦人科で発行してもらいます!なのでデザインも病院によって変わり内容も検診内容の記入の他は出産時のことや病院の事(施設案内等)が書かれています!

そして赤ちゃんが生まれると赤ちゃんの為の手帳が発行されるので母子手帳は使う事なく思い出の品となっています^^

②助成金

【日本】母子手帳を発行してもらった時に受診票の束をもらいました。この受診票を出せば検診費が免除になります。毎回診察時にいちいち名前や住所などを記入しないといけなくて少し面倒でした^^;


【韓国】50万ウォン(約5万円)のバウチャーがもらえます。
国民幸福カードというのを作るとそこに50万ウォンがポイントの様な形でつき、検診の会計時に「バウチャーで払います」とそのカードを出すと自動的に50万ウォンから検診費がひかれます!
このカードはカード会社か銀行で作るので、通院中・通院後もクレジットカードやデビットカードとして使えます☆


韓国は妊婦検診費は50万ウォンで足りるの?と思った方。その答えはNOです(笑)
超える分は実費で、私は最初にしないといけない高い血液検査を日本でしたのと韓国での通院も5ヶ月くらいからでしたが最後の方2回ほどの検診は実費でした><なので最初から通院する人は結構実費になるかと思います><

ですが2019年1月からこのバウチャーが60万ウォンに増えたそうです!!10万ウォンでも貴重><もうちょっと早く変わってくれたらTT

③出生前検査

via https://weheartit.com/entry/321001238?context_page=2&context_query=injection&context_type=search
出生前に子供に何か異常がないか前もって検査する出生前検査。

日本では賛否両論ありしたい人が受ける検査ですよね?


韓国と日本で妊婦が受ける検査はほとんど同じで、この出生前検査ももちろんあります!
でも日本と違うのは任意ではなくほとんどの人が当たり前の様に受けるという事。12週と16週の時に2回受けその結果の統合で判断するのですが、私はすでに1回目は過ぎていたので2回目だけ受けました。

日本ではいろんな意見があり受ける人も任意だという話をすると通っていた病院の先生が『日本ではもし障害を持って産まれても治療する設備や施設に余裕があるのではないか?韓国はまだまだ大変なので前もって検査をしておき準備できる事はしようという考えなんだよ』と言っていました。(※その先生の個人的見解です)

④サプリメントの支給

via https://www.instagram.com/p/Bxg2efLHxhK/
妊婦になると赤ちゃんと栄養を分けないといけない為サプリで摂取するのは必須です!

特に血は出産に向けてもたくさん必要な為、鉄分は欠かせない栄養分。


韓国では保健所に妊婦登録すると16週以上の妊婦は無料で鉄分がもらえます^^いくつでもOK!!そして3ヶ月までは葉酸ももらえるので他に高いサプリを買わなくてもいいので助かりますね♡

⑤体重管理

via https://weheartit.com/entry/330234349?context_page=4&context_query=diet&context_type=search
これは日韓の違いというよりは病院・担当医によって変わると思うんですが、私の場合トータル15キロ太りましたが何も言われませんでした!!ちなみに元が細いわけではありません!!

8ヶ月くらいの時に1週間で急に5キロ近く増えたのでその時はさすがに次1ヶ月で1キロまでにしましょうと言われました^^;でもそれ以外は全く何も言われませんでした!ちなみに1ヶ月で1キロと言われた時も結局2キロ近く増えドキドキして診察に行きましたがスルーでした(笑)

妊娠中に個人的に感じた事

嬉しかった事

via https://www.ajunews.com/view/20151216071708463
私が韓国でのマタニティライフで嬉しかった事は基本的にみんな親切だという事です!!日本でもマタニティマークを見て電車の席を譲ってくれる方もいたのですが初期でお腹が目立たなかったのもあり立ってることの方が多かったです><つわりもあったので座れないと電車に乗るのも苦痛に、、、

韓国では電車もバスも老若男女問わず席を譲ってくれました!正直後期は運動のためにも立っていたい!と思う時もあったほど(笑)地下鉄には優先座席の他にマタニティ優先の席があるので優先座席でご老人に気を使うことなく座れたのも嬉しかったです♪

via https://weheartit.com/entry/330290422?context_page=3&context_query=mothers&context_type=search
あとは今何ヶ月なの?とすぐに話しかけてくれるおばちゃん達!!!(笑)

スーパーのレジやエレベーター待ちの時など会話できるタイミングがあればすぐに話しかけてくるおばちゃん!!私はこれが嬉しかったです^^性別を聞いてきては健康を気遣ってくれ、、、旦那さんの家族しか身寄りのない外国人の私は全おばちゃんが私の妊娠を喜んでくれ、出産を応援してくれているように感じとっても心強かったです(笑)

つらかった事

via https://www.instagram.com/p/Bx7Z09MloNs/
一番つらかったのはまさに食事!!韓国には辛い食べ物がほとんど!ですがあまりの刺激物はお腹の子によくないと控えていました><そうすると食べられるものが限られ思うように外食もできず苦労しました><旦那さんと2人ならいいんですが友達とのご飯や義実家とのご飯も気を遣わせる事になり心苦しかったです、、、我慢できず最後の方は少しなら気にせず食べていましたが、出産後授乳のせいでまたしばらくは封印する羽目になりました^^;

via https://www.instagram.com/p/Bx4tuGYAyZe/
そしてもう一つ!韓国の土地問題!!!

でこぼこ道と急な坂が多いので大きいお腹で歩くのは一苦労でした、、、特に私が住んでいる所は坂だらけなので10分歩くだけでもクタクタでした><

そして道だけではなく地下鉄の階段事情!最近エスカレーターやエレベーターが設置されていますがまだまだ階段が多い!!これは旅行で来て感じた方も多いんではないでしょうか?大きいお腹で階段はなかなかきついですが公共の場でちんたら登るわけにも行かず後期はバスを利用する事が多くなりましたTT

いかがでしたか?

妊婦生活編はここまでです!!


ほとんど家でゴロゴロしていた妊婦生活でしたが旦那さんのサポートもあり韓国語日常会話レベルでも何の不自由もなく通院し母国ではない不便を感じる事はなかったように思います^^情に深い韓国人に守られマタニティライフを送り出産への不安や恐怖は自然となくなって行きました♡

次はいよいよ【出産編】です!!

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