韓国の5月病「春困症（춘곤증）」って知ってる？

GWの連休をのんびり過ごした人、旅行に出かけた人。
それぞれの楽しみ方をし、普段のストレスから解放されていたかも知れませんが、
それも残念ながら終了ーーー！！！

この時期にやってくるのが「5月病」
5月病は病院などで使われる正式な病名ではありませんが、
新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称。

とにかく「憂鬱」になってしまうこの症状は日本だけのものなのか？
調べてたところお隣韓国にも実は同じような症状の病があったんです！

韓国の5月病の名前は「春困症（춘곤증/チュンゴンチュン）」

症状はだいたい3月ごろから始まるそうです。

3月は韓国では新学期のため、環境の変化によって起こる日本の五月病に似ていますが、춘곤증(チュンゴンチュン)は暖かい季節になるにつれて起こる体内変化が原因だともされています。

「春困症」の場合は
主に
・疲労感
・倦怠感
・眠気
・食欲不振
・めまい、立ちくらみ

などの症状が起こります。


症状がひどくなる時間帯は、
主に午後2時～4時の間と言われています。

ひどいと仕事や学業に悪影響が及ぶこともあるため、病院で診察を受ける人も結構多いそうです。

ただ、この「春困症」は病気ではなく、
春になると誰もがある程度経験する症状であるため、5月病の様に自分で対処するしかない＞＜

1番良いのは規則正しい生活を送り（睡眠時間を確保）、食事をしっかり取ること！

春困症の症状の中には食欲不振、消化不良もあるため、
食事もいつもより取りにくくなります。

韓国では春困症に効く料理としては麦飯(ポリパッ)やナムルがオススメと言われています！

これらはビタミンが多く含まれており、だるくて疲れた体を癒してくれるという作用があるためです！

春に旬を迎えるいちごは、ビタミンCが豊富で疲労回復に効果抜群のためいちごもおすすめの食べ物として人気です！

今回は日本のこの時期に発生する5月病に似た症状の「春困症」についてご紹介しましたが、アメリカにも冬休み休暇明けの1月に「January blues」ドイツには「Urlaubsblues」などにけだるくなる5月病に似た症状があります。
そう考えると国は関係なく憂鬱な気持ちはみんな同じようですね。