当時、民主化運動を行う学生の中には、北朝鮮のスパイだと疑われ、「安企部(国家安全企画部)」から疑われ、拷問された人も少なくありません。
民主化運動を行う学生の間では独裁政治を止めて、民主化することが目的でした。
しかし、中には韓国の政府を倒すために民主化運動に参加している北朝鮮からのスパイだと疑われ「安企部」から理不尽な理由で拷問を受け、命を落とした人もいます。
※安企部とは:北朝鮮に対抗する情報機関であり、北朝鮮からのスパイを取り締まる人たち
民主化運動を行う学生の間では独裁政治を止めて、民主化することが目的でした。
しかし、中には韓国の政府を倒すために民主化運動に参加している北朝鮮からのスパイだと疑われ「安企部」から理不尽な理由で拷問を受け、命を落とした人もいます。
※安企部とは:北朝鮮に対抗する情報機関であり、北朝鮮からのスパイを取り締まる人たち
炎上の理由②国家安全企画部が美化されている
そして批判されている二つ目の理由は、安企部が美化されているという点!
ドラマの中では、スホ(チョンへイン)が女子寮に逃げ込み、それを追ってきた安企部が「ここにスパイが入ったから今から捜査する」と言い、寮長が「逮捕状を持ってこい」と怒鳴ると、すんなり帰って行ったというシーン。
ドラマの中では、スホ(チョンへイン)が女子寮に逃げ込み、それを追ってきた安企部が「ここにスパイが入ったから今から捜査する」と言い、寮長が「逮捕状を持ってこい」と怒鳴ると、すんなり帰って行ったというシーン。
しかし当時の実際の安企部は、法など守らず、スパイだという疑いのある人を徹底的に拷問し、死に追いやることも多かったと言います。
さらには、ドラマのキャラクター紹介では安企部のチーム長の性格を情の多い人という設定にしたことから、ドラマを見て安企部に対する印象を操作しているとの声も。
そういった理由からドラマの中の安企部が美化されていることに、韓国では批判の声が集まっています。
さらには、ドラマのキャラクター紹介では安企部のチーム長の性格を情の多い人という設定にしたことから、ドラマを見て安企部に対する印象を操作しているとの声も。
そういった理由からドラマの中の安企部が美化されていることに、韓国では批判の声が集まっています。
炎上の理由③スホが安企部から追われている時のBGM
さらに、スホ(チョンヘイン)が逃げるシーンで「松よ松よ青い松よ」という曲が使われていた点も問題視されました。
民主化運動を行う人々の苦痛と勝利を力説する曲であり、決して北朝鮮のスパイと安企部の登場するシーンで使うべき音楽ではないからです。
民主化運動を行う人々の苦痛と勝利を力説する曲であり、決して北朝鮮のスパイと安企部の登場するシーンで使うべき音楽ではないからです。
民主化運動って一体なんなの?
考え方や体制などを、民意が反映するように変えることを「民主化」と言います。
韓国では1980年代に、この「民主化」を望む学生(主に大学生)たちが、民主化運動と言われるデモを起こしました。
韓国では1980年代に、この「民主化」を望む学生(主に大学生)たちが、民主化運動と言われるデモを起こしました。
そんな民主化運動の中でも大きな事件となったのが、1980年5月18日の「光州事件」
民主化を求める市民や学生のデモを、政府が軍を使い弾圧し、多くの死者を出した大きな事件となりました。
この事件はBTS(防弾少年団)の曲「Ma City」の中の歌詞にも登場する韓国の歴史上、意味のある大きな事件なんです。
民主化を求める市民や学生のデモを、政府が軍を使い弾圧し、多くの死者を出した大きな事件となりました。
この事件はBTS(防弾少年団)の曲「Ma City」の中の歌詞にも登場する韓国の歴史上、意味のある大きな事件なんです。
via
YouTube